Reverse Chime
Update 2015.10.21
バックする時に音がするのがあたりまえの国産車。
リバースランプ(バックライト)の配線に12Vブザーを繋げば鳴るので簡単と思いますが
適切な音量と快適な音が鳴るのを探すのは難しく、Glof7 Valiantのオプションでは
リバースチャイムが載っているらしく、取付した方もいらっしゃるようです。
カタログでは、\11,880 工賃込で\2万前後みたいです。(up!用でもあるらしい)
この店でも売ってる物でしょうか
今回は予算が無いので、手作りしようと思いました。
部品の調達
ブザーでは、ピー、ピーとかブー、ブーとかなのでちょっと寂しいかなと思い
部品やキットを販売しているサイトから、この部品を購入して基板を製作しました。
実際に購入したのは、PICとセラミック発振子のみで、他の部品のその辺にころがっている
部品を使用しています。(予算\1,075)
部品 回路図
・IC1:PIC(MK-S02-MPC3B)
 ※スタートで連続鳴動仕様
・IC2:5Vレギュレーター(78L05)
・X1:セラミック発振子(20MHz)
・Q1:デジトラ(UN1211)
・D1:ダイオード(ERA9102)
・C1,C3:コンデンサー(10μBP)
・C2:コンデンサー(0.1μ)
・R1:抵抗(240Ω)
・SP1:スピーカー
・基板
部品を購入したサイトの回路
にスピーカーあたりを若干
部品を追加しています。

音量は調整できないので
スピーカーの種類でどれくらい
変わるかですが、ボックスの
ような物は取付スペースから
無理と思い、以前使っていた
ETCのスピーカーを繋いで見たら
音量もそれなりにあったので
採用しました。
車内でどの程度になるかは
付けてからのお楽しみ。
完成品
残念ながらPIC ではサンプリンでなく、デジタルのON/OFFのみでの再生になるので
「ポン〜ポン〜」と聞こえなくはないが、「ビン〜ピン〜」と歪んだようにも聞こえてしまいます。
取付
電源用ケーブルとスピーカ用
コネクターを基板に追加。
テールゲートの上部のパネル
を外します。
リアガラスの方から矢印の
4ヶ所にあるクリップを外す
イメージで、バキバキと外し
ますが
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
左右にフック(黄○左下)と
爪(黄○右上)で止まっている
箇所を考慮して、下のフックが
かかっている状態で上部を
開き、最後にフックを外す
ようにします。
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
    ↓
上の写真の(黄○左下)が
フックで、この写真の左側の
黄○

上の写真の(黄○右上)が
この写真の右側の黄○の爪に
かかっています。
リバースランプ(バックライト)
の配線が、カバーを外した
ハッチの左側にあるコネクターの黒/青がプラス。
アースはテールライトユニット
に来ている同じ配線が
なかったので、太い茶色から
とりました。
基板を防水ブチルテープで
ぐるぐる巻きにして、固定。
スピーカーを当初は2番目
の写真に写っているように
テールゲートのカバーに取付
けたのですが、音がちょっと
小さいので、室内側の天井に
取付けました。
テールゲートから室内へは
コネクターのブロックを外して
ワイヤーを通し、配線を通し
ました。
(室内のトノカバーはラゲッジ
ルームランプ
の増設
で外した
ままにしてあった)
※リバースランプ(バックライト)の配線は、室内から来ていますが、すべて白い配線だった
  ので、テールゲート側の色別になっているコネクターから分岐しました。
※リバースランプ(バックライト)の配線を室内側で探せば、もっと簡単に基板もスピーカーも
  室内に取付可能です。
BGMとハザードの音
シフトレバーをドライブから
リバースに入れると
パークディスタンスが
ONになりBGMがOFFになる設定。
 
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